
普通に考えたら、効能や効果がありそうなのは医薬品!
しかしながら、使い方によっては、医薬部外品や化粧品が
劣るわけでもありません・・
ドラッグストアなどで、育毛剤や育毛シャンプーなどを購入する時に
医薬品・医薬部外品・化粧品などがありますが、
いったいどれが効果があるのか?
そういう質問は、よくされますが・・果たしてどうなのか?
単純に思ったら、医薬品ですよね!
でも、違いって?・・何となく分かっているようで分かっていないです
分かりやすく例えると・・・
医薬品は、医療用の最新レーザー機器!
医薬部外品は、エステ用の美容機器!
化粧品は、家庭用美顔器といった感じでしょうか。
これくらいの差はあると思います。
一般的なスキンケア用品は、「薬事法」によりこの三つに分類され
効果効能の範囲が明確に分かれています。
あくまでも定義ですが・・
(医薬品)
予防や治療を目的とした薬で、有効成分の効果が認められています。
病院で医師が処方してくれる医療用医薬品や薬局、ドラッグストアで
市販されている、
OTC医薬品(風邪薬、胃腸薬、鎮痛薬、点眼薬、滋養強壮剤)などを言います。
(医薬部外品)
効果、効能の認められた有効成分が含まれていますが、人の体に対する作用が
穏やかで日常的な不快感の緩和や防止、衛生を目的とする育毛剤や入浴剤などが
該当します。
従来の効能に殺菌や消毒効果を強くした、「薬用化粧品」も化粧品ではなく
こちらに含まれます。
また、殺虫剤などの動物の保健目的に使用されるものも医薬部外品になります。
(化粧品)
医薬部外品よりも、さらに成分の効果が穏やかになります。
人の体を清潔にすることや、美しさなどを増して、肌や髪を健やかにすることが
重要とされます。
一般的に、体やいろんなパーツに塗布したりする目的で使用されるのが化粧品です。
育毛剤に関しては、基本的には医薬部外品なんですが、ミノキシジルは、
「発毛」で承認されている医薬品なので、薬局で販売可能な
第一類医薬品に分類されます。
また、ミノキシジルの成分濃度によって医薬部外品や医薬品に分かれている
場合もあります
育毛剤=医薬部外品、抜け毛の予防!!
発毛剤=医薬品、薄毛治療!!
ちなみに、第一類医薬品はドラッグストアでは、薬剤師の説明がないと
購入できません・・
いずれにしろ、自分の体調や特病などの不安がある場合は、購入前に
医師や薬剤師の方に相談してください。
成分の配合や濃度が多いからといって、安易に海外サイトなどで個人輸入して
使用するのは、安全面からもお勧めできません!
お気を付けください。
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