
私達は、実はいつも毛の一部しか目にしていません!
毛は、毛幹と毛根にわかれていて・・毛幹、すなわち頭皮から出ている部分
その見える部分の、毛髪の細胞が死んでいる状態は正常なんです!
よくお客さんが、言います!
髪の毛に、たまにも栄養を与えたいので、何か整髪料をつけて・・・
乾っからの状態より、油分を与えればいいだろう・・・なんてね
栄養を与えたいのなら、頭皮の中・・毛根です!!
毛が作られているのは、私達には見えない毛根部分なんですから
一方、毛髪はいくらでも長くなります。
それは、頭皮の外に出ている毛髪部分は、実は死んだ細胞の集まりだからです
生きて活動しているのは、毛髪の根元の毛球で、毛母細胞は分裂を繰り返します。
新しい毛母細胞が、次々と生み出されているんです
その新しい毛母細胞が、先に生まれてすでに死んでしまった毛母細胞を
繰り返し押し出しているということなんですよ
日本人の頭髪の平均本数は10万本くらいと言われています。
生まれた時は軟毛ですが、徐々に硬毛に変わります。
1つの毛根からは、2~3本の毛が生えているのが正常で、頭頂部の毛は
細くて数が多く、後頭部などは、太くて少ない傾向ですね
また、太いものと細いものが混在しています!
薄毛というものは、この毛根から1本しか出なくなったり、軟毛になったり
することで起きるんです。
その原因の一つが、しっかりと酸素や栄養が供給されないことで、毛母細胞が
細胞分裂できず、毛が作れないからなのです。
だが、現在も育毛分野で注目されているのが、バルジ領域だそうです。
バルジ領域とは、皮脂腺下の膨らんだ部分のことで、ここに毛根再生能力がある
幹細胞があり、一つの毛周期が終わると次の髪をつくるための毛母細胞が
そこから毛包に送り込まれます。
バルジ領域の幹細胞の機能を健全に保つことで、健やかな髪を作り続けることが
できるんです。
毛髪の細胞の死があるのならば、毛根の死とは?
AGA治療においては、手遅れ状態とする最も典型的なのは、
いわゆる「ツルツル」状態になってしまった「ハゲ」です。
「ハゲ」は、毛根が死滅した状態なんです。
ただ、健康的だった髪の毛が一気に毛根の死へと進むわけではありません、
徐々に薄毛が進み、それがやがて元に戻れない状態になるということです。
毛根の死とは具体的には、
1 毛母細胞の数が極端に減ること
2 毛母細胞の分裂が極端に減ることの2つの現象です。
健康な毛髪は「誕生→成長→退行→休止→脱毛→誕生」を繰り返し、
これをヘアサイクルといいます。
しかし毛根が死滅すると(毛母細胞の数が減ったり細胞分裂が減ったりすると)、
ヘアサイクルが乱れて薄毛になり、やがて「ハゲ」てしまいます。
薄毛の進行は、毛母細胞の分裂が減ることで生じます。
毛母細胞とは、髪の毛の元と言えます!
人の体は細胞分裂を繰り返すことで成長し、髪の毛も毛母細胞の分裂によって
長く太く成長していくのです。
なので、そんなに重要な意味ではありませんが
表い出ている髪の毛には、再生能力や成長する力がないのです・・・
だからと言って、粗末にはしないでくださいね(笑)
自分の個性を示すのには、絶対に不可欠なパーツなのですから
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