
先日に、いつも来店されるお医者様が、最近は毎日のように話題になっている
「あおり運転」なども怖いですが
診察室にもコワい話はありますよと言っていました、それは・・・
この先生は、脳神経外科の専門医なんですが、どうも患者さん達との中での
ゾッとした思いをしたことが、最近はとっても多いのらしいのです。
ある若者男性は、初診から二年近くも経つのに・・なぜか、いつも不機嫌!
そんなある日に、今回の血液検査で薬の血中濃度が低いということが
分かったので、いろいろな原因も考えられるが、
「きちんと薬は飲んでる? 飲み忘れはないね?」こう聞いたら
彼は急にガタって立ち上がり、怖い顔で・・飲んでいるわ!!
そう大声で言われたらしいです。
また、違う若者女性の場合は、時折ひどい片頭痛の発作などで
通われているらしいんですが、薬の服用をなかなか守ってくれないので
「少し生活習慣を変えてみて!せめて予防薬を処方通りに飲んでみて!
ちょっと鎮痛剤の使い過ぎかもしれませんよ!」
そうすると、彼女は鋭い目で睨みつけながら、真っ赤な顔で・・
痛いから飲む!それを、どうしろと言うのか!!
こう、キレられたらしいです。
最近は、なんとなくギクシャクした患者さんが増えた感じすると言ってましたね
幸い当店には、まだそのような事はありませんが、
今思えば、キレるのと違いますが、少し変わったお客様がいましいた
その方は、年に3回くらいの短くカットして、伸びて長~くなるまで来ない
頻度の方です。
そんな中の来店時に、明らかにやせ細っている姿で来られました!
元々は、ぽっちゃりなタイプなのに・・
いったいどうしたの?聞くと
「僕、病気療養中なんです・・会社も二か月休んでいます、辞めると思います」
何の病気?
すると、凄く笑顔で「適応障害」そう診断されたらしいです。
適応障害、最近よく聞いたような?そうじゃないような?
彼が、続けて言います「うつ病とは違います、適応障害です!」
失礼だが、どっちゃでも同じ感覚だわ・・(汗)
では、具体的にどんな症状があるのか??
彼の場合は、一番に症状が現われるのが、車の運転中らしいです。
とにかく、すぐにイライラが始まり、だんだんそれが抑えられなくなるんだとか
そして、胸が締め付けられ辛くなるので、車を止めて休むという状態に・・
ある時は、無性に怒りがこみ上げてきて、アクセルを踏む足の力が
なかなか抜けなくなったりすることもあるらしいです。
かなり・・危ないです!!
なので今は、車は乗らずに自転車生活されています。
適応障害
適応障害とは、環境の変化などの状況などにうまく適応できないことがストレス
となって心身に症状が現れ、生活に支障が及んでいる状態なんです。
割と原因がはっきりしているので、その原因を解消することで症状を改善できますが、
それができない場合には慢性化してしまうことがあります。
適応障害の治療
環境を変えたりして、適応しやすくすることが最も効果的です。
ただ、環境の変化が難しいからこそ発症するという面がありますので、その辺の
調整が問題になりますね。
キレる原因は、脳にあり⁉
先程のお医者様が言っていました・・難しい専門用語で、サッパリ?ですが
何となく理解できます・・
キレやすい人と言うのは、情動の中枢である大脳辺縁系をコントロールする
前頭前野に問題があるとされるらしいです。
前頭前野 (前頭葉の大部分、人と動物の違う部分)
その前頭前野が、未発達のままという若い人も少なくないらしいだとか
前頭前野の働きに必要なセロトニンが欠乏しているという説もありますし
どうやら、パソコンやスマホの普及とも関係があるみたいですね!
しかし、なぜ最近はやたらキレる人が多いのか??
恐らくは、対等意識が強い彼ら彼女らは、上から目線で指示されたように感じて
プライドが傷ついたんでしょうか?
あおり運転などでも、
「理由がわからない」と話す被害者もたくさんいるようですし
ついつい私達は、「今の若い人は!」なんていう古今東西の決まり文句で
片付けたくなりますが、それではいつまで経っても同じことが繰り返されます
今後からは、どうお相手すべきか?こう知恵を絞らねばなりませんね!
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