
糖質の多い食事を続けていると、糖化が起こると何度も言いましたが
AGE(終末糖化産物)になってしまうと・・・とても怖いんですよ!
AGE(終末糖化産物)とは?
糖化も初期の段階ならば、糖の濃度が下がっていくことで元のタンパク質に
戻りますが、そのまま糖が増え続けると悪玉物質が大量に作られて
AGEとなってしまいます。これこそ、老化のもと・・・
「このAGEは、戻ることのできない老化なんです!」
もっとも分かりやすいのは、肌じゃないでしょうか
肌の主成分であるコラーゲンやエラスチンといった、タンパク質にAGEが
蓄積されると、細胞をつなぎとめたり、正しく並べたりする機能が低下して
肌に弾力がなくなり、透明感もなくなりくすんできます。
これは頭皮も同じなので、AGEが蓄積されると元気な毛髪を生み出せません!
毛髪も8割くらいがタンパク質でできているので、AGEの影響を非常に
受けやすい部位なんですね。
また、AGEの怖いところは、さまざまな病気の原因になることです!!
認知症もその一つです、脳細胞の働きが悪くなるからです。
血管にAGEが蓄積されると、血管が詰まり動脈硬化にも繋がり兼ねませんし
他にも、糖尿病合併症や骨粗しょう症、心臓病、ED(勃起不全)などを引き起こす
要因になることもあるんです。
メタボリックシンドロームも同様ですね。
そして、それは・・・
髪にも影響するので、「メタボ=薄毛」あながち否定できない関係なんです。
メタボと言えば、食生活の中でも薄毛に影響がある、2パターンがあるんですよ!
① 「ドカ食い!パターン」
高糖質、高脂質、ハイカロリーな外食中心で、野菜・魚不足が多く、さらに短時間に
イッキに食べる!!
まるで、中学生・高校生の時のような成長期にガツガツ大量に食べていたクセが
年齢を重ねて代謝機能も落ちているのに変わらない人もよく見ます。
糖質が多いと、血糖の上下動が激しくなるので、そんなに時間が経っていなくても
空腹状態を感じやすくなるのも特徴なんです。
② 最近増えている・・「汎栄養不足パターン!」
新型栄養不足とも言われるこのタイプは、コンビニ・インスタント食を買い込んで
インドアで過ごしたり、誤った美意識などからの過度のダイエットするパターン
保存・加工食品、インスタント食品などでは、体に摂れない栄養素が多く
栄養不足に陥りやすくなります。
また、このタイプは、運動や睡眠にも問題があることが多いらしくて、
元気を出すために
エナジー系のドリンクを頻繁に飲んだり、いろんなサプリメントでカバーしようと
している場合がありますね。
こういった食生活の人は、特に薄毛になりやすいので要注意です!
糖化による老化や新型栄養不足など、今や深刻な問題と言えると思います。
常に、「糖化=老化」を忘れずに、糖質の多い食事を改善することで
薄毛だけではなく、あらゆる症状の予防になるように心がけましょう・・
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